Scenes of Infinity - LIGHT BRINGER

Scenes of Infinity

とりあえず2周しました。
前作genesisよりも全体的にスピードアップしているかな。
聴きやすい分シンプルに思えたgenesisに色々乗せていって疾走感を増した感じ。
それもただのメロスピではなく、テクニカルな要素と速さの緩急ありで、LIGHT BRINGER色をちゃんと出そうとしているところは前作と同じ。
まあgenesis以前の音源未だに持ってない俺が言うのもなんだけど、イメージ的な意味でもgenesisよりはLIGHT BRINGERしてるんじゃないかな？（他人の反応を見ている限りでは）
曲構成は格実に複雑になってて、おそらくここら辺が（個人的には）繰り返し聴ける情報量の限界なのかな、と思う。
その一因として、前作よりも各パートのソロが増えたってのがあるかも知れない。
パッと聴いてああこれね！というよりは、曲ごとのキメのポイントを頼りに何度も聴いてなじませていく方向かなと。
気になったのはgenesisと比べると音が若干抜けてないというかクリアじゃなくなった？ところ。機材の違い？

前作と比べすぎるのもアレなんでこれ1枚として見ると、全体的にテンション高い・速い・展開が多いのでそういうのが好きな人はオススメ。フュージョン寄りインストもあるけど。
あとはやっぱりボーカルFukiの本当に凄まじい歌唱力が堪能できるところがポイント。アウェサム。
ていうかこのアルバムの曲歌えるのFukiさんしかいないんじゃないのかマジで。

曲はやっぱりHyperionがイチオシ。

出だしのキタキタ感が凄い！
あとはVenusがかなりライブ映えしそうで楽しい。
個人的には、人形が見た夢も結構好きかも？

そんなわけでなんというか非常に内容が多いアルバムなので上手く伝えにくいんだけど、良い出来だと思います。
また前作との話に戻るけど、どっちを薦めるか？と言われたらキャッチーさの分でこっちかな、と思わせるぐらいには進化してる。
前作が白と黒の中での展開だったら、今作は赤青緑の中での展開というかそんな感じ。どっちもいいですヨ。